ダムは発電や生活用水の確保に使われている一面も持っています。

水害を防ぐ役割も担う|意外と知らないダムの主な役割3つを紹介

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ダムの役割

ダムというのは、普段の生活の中では全くと言っていいほど意識することの無いものです。
おそらく、ダムという名前は知っていても、それがどんな役割を果たしているのかを知っている方はほとんどいないのではないでしょうか。
ここではそんな、ダムが果たしている役割について紹介していきたいと思います。

 

治水

日本のダム

日本では様々な自然災害が起きますが、その中でも特に多いのが「」にまつわる災害です。
そして、その中でもひときわ甚大な被害をもたらすのが「洪水」です。
ニュース映像などでご覧の方も多いかもしれませんが、ひとたび洪水が発生すると川の下流周辺は甚大な被害を受けてしまいます。
治水とは、この洪水による被害を未然に防ぐ役割のことを言います。ダムにおいては大量の水を溜めておいて、その中の一部の
下流周辺に被害が出ない程度の水を流すことで洪水が発生することを防いでいる
のです。
もちろん、ダムがこの治水の役割を完璧に果たしていても洪水が全く発生しなくなるということではありません。
しかし、ダムが無ければ洪水による被害はダムがある場合よりも数十倍、あるいは数百倍にもなってしまうのです。
ですから治水というのは、何もしなければあまりにも莫大になる洪水の被害を、それよりも遥かに小さな被害に抑えるために行っているものである、と言うことができます。
そしてそのため、治水による恩恵は実感としては分かりにくいものになってしまいます。
洪水が「起こった」時にだけその被害が注目されて、洪水を未然に「防いだ」という事には全く注目されないのです。

 

農業用水や生活用水の確保

ダムに溜められた水は様々な目的のために利用されます。
最も分かりやすい例が農業で、農作物を育てるためには畑や種はもちろんですが、農業用水が絶対に欠かせません。
そしてもちろん、水が使われるのは農業の現場だけではなく、その他にも様々な場所で利用されます。
学校や会社、病院、各家庭など、普段私たちが水を使っている場所のほとんどでダムから送られてきた生活用水が利用されています。
さらにこれらに加えて、ダムに溜められた水は工業用水としても利用されています。
このように、ダムは私たちが日常生活を送る上で欠かせない様々な用途の水を確保する役割を担っているのです。

 

発電

皆さんもご存じの様に、ダムには非常に多くの水が溜められています。
この水は上記ような使われ方をするわけですが、最近ではもう一つ新しい使い方がここに加わっています。
それが「水力発電」で、今では多くのダムでこの水力発電が行われるようになっています。
水というのは高い所から落とすとそこに巨大なエネルギーが発生します。
水力発電はこのエネルギーを電気に変換するという発電なのですが、この発電を行える場所というのは日本国内には数えるほどしかありません。
そしてその中でも特に水力発電に適した場所がダムなのです。
こうしてダムで発電された電気は、私たちの生活の様々な場所で役立てられています。